要素長さの Y軸成分を指定します。
CAESAR II はほとんどの入力値について、[組合せ単位の長さ]-[長さ]-[分数] 形式 (フィート - インチ - 分数 または メートル - 小数点 - センチメートルなど) に対応しています。加算、乗算、除算の単純な形式や指数形式も使用できます。
English 単位系 (ft. および in.) やメトリック単位系 (m. および mm.) を使用した長さ入力と結果の例を下表に示します。ソフトウェアは定義された単位系ファイルを使用して、モデルの単位系を設定します。詳細は、Database Definitions (データベース定義) および Units File Name (単位系ファイル名) を参照してください。
長さ入力例 |
結果例 |
---|---|
6 |
6 in. 6 mm. |
6-0 |
6 ft. 0 in. 6 m. 0 mm. |
6- |
6 ft. 0 in. 6 m. 0 mm. |
6.3- |
6.3 ft. 6.3 m. |
6-10 |
6 ft. 10 in. 6 m. 10 mm. |
6-10-1/4 |
6 ft. 10-1/4 in. 6 m. 10-1/4 mm. |
加算: 6-10-1/4+3-7 |
10 ft. 5-1/4 in. 9 m. 17-1/4 mm. |
減算: -12-3+15-4 |
3 ft. 1 in. 3 m. 1 mm. |
乗算: 6.3*10 |
5 ft. 3 in. 63 mm. |
除算: 337.6/3 |
9 ft. 4.53in. 112.53 mm. |
-
加算では、2つ以上の正の被演算子を追加できます。
-
数字の後のダッシュ (-) は長さの単位を表すため、減算はダイレクトには対応できません。結果として、15-4-12-3 のように正の値を減算することはできません。-12-3+15-4 のように負の値を先頭にして、被演算子は 2つだけ使用できます。
-
長さのと組合せ単位の長さが同じ単位の場合、ダッシュ (-) を使用することはお勧めできません。たとえば、どちらも単位が mm で 6-10 と入力すると、結果は 6 mm 10 mm となります。ソフトウェアは合計の 16 mm を値として表示します。
-
モデルのすべての節点の全体座標値を確認するには、座標 (Coordinates) リストを開きます。詳細は、リスト (List) および X座標, Y座標, Z座標 (X Coordinate, Y Coordinate, Z Coordinate) を参照してください。
要素長さの詳細は、相対座標 (Deltas) を参照してください。