どの荷重ケーステンプレートをアクティブにするか指定します。テンプレートファイルには推奨の荷重ケースが用いられています。
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ソフトウェアはファイル CAESAR.cfg をローカルのデータフォルダーに書き出すため、異なるテンプレートファイルを異なるデータディレクトリに設定することができます。
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配管規格によって荷重ケースの要求事項は異なります。ジョブで複数の配管規格を使用する場合、CAESAR II はモデルの最後の要素で定義されている配管規格を参照し、規格に準じて推奨荷重ケースを決定します。
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荷重ケーステンプレートのファイル名は拡張子も含めて最大 15文字までです。
LOAD.TPL (デフォルト)
B31.3 および B31.3 Chapter IX にのみ適用可能なこのオプションを選択すると、規格に従って各運転荷重ケース (Operating, OPE) に対応するすべての支持条件を考慮するように、代替持続荷重ケース (alternate Sustained, SUS) を追加します。また、このオプションを選択すると、複数の運転条件をよりカバーできる熱膨張応力範囲 (EXP) 荷重ケースを追加します。
LOAD_BASIC.TPL
熱膨張応力範囲 (EXP) 荷重ケースを追加する必要がなく、B31.3 および B31.3 Chapter IX に対して代替 (Alternate) SUS/OCC 荷重ケースを使用しない場合にこのオプションを選択します。
LOAD_EXP.TPL
複数の運転条件をよりカバーできる熱膨張応力範囲 (EXP) 荷重ケースを追加し、B31.3 および B31.3 Chapter IX に対して代替 (Alternate) SUS/OCC 荷重ケースを使用しない場合にこのオプションを選択します。
LOAD_ALT.TPL
このオプションを選択すると、B31.3 および B31.3 Chapter IX 規格に従って各運転荷重ケース (OPE) に対応するすべての支持条件を考慮するように、代替持続荷重ケース (alternate Sustained, SUS) を追加します。このオプションは、B31.3 配管規格だけではなく、IGE/TD/12 を除くすべての配管規格に適用されます。また、このオプションを選択すると、複数の運転条件をよりカバーできる熱膨張応力範囲 (EXP) 荷重ケースを追加します。