スペクトル定義 (Spectrum Definitions) タブは 動的解析 (Dynamic Analysis) ウィンドウの 解析種類 (Analysis Type) で 地震 (スペクトル) (Earthquake (spectrum))、安全弁スペクトル法 (Relief Loads (spectrum))、ウォーターハンマー/スラッグフロー (スペクトル) (Water Hammer/Slug Flow (spectrum)) を選択したときに使用可能になります。
時刻歴定義 (Time History Definitions) タブは 動的解析 (Dynamic Analysis) ウィンドウの 解析種類 (Analysis Type) で 時刻歴 (Time History) を選択したときに使用可能になります。
スペクトル定義 (Spectrum Definitions)
1つの解析に対して、複数のスペクトルの種類と定義ができます。定義済みのスペクトルはスペクトル定義リストに表示されます。これらのスペクトルの組合せは自由で、ユーザーの定義したスペクトルデータとの組合せも自由にできます。
ユーザーはアスキー (ASCII) 形式のスペクトルファイルにコメント行として基本のスペクトルデータを置いておくこともできます。Cmt を選択してコメント行を作成します。詳細は、スペクトルデータの入力/編集 (Enter/Edit Spectrum Data) および 例 (Examples) を参照してください。
スペクトルデータファイル (Spectrum Data Files)
荷重スペクトルデータファイルは DLF/Spectrum Generator によって作成されます。応答スペクトルデータの値は直接入力、またはファイルとして保存します。ファイルに保存されたデータはどの解析でも使用できます。
DLF/Spectrum Generator で作成されたファイルを使う場合、ユーザーはどのような種類のデータが入っているのかを明示する必要があります。ファイルにはデータポイントのテーブルがあるだけです。このデータは、線形補間のできる振動数 対 荷重割増係数データになります。標準的な定義は次のようになります:
|
範囲の種類 (Range |
縦軸 (Ordinate |
横軸の補間 (Range Interpol) |
縦軸の補間 (Ordinate Interpol) |
---|---|---|---|---|
#TESTFILE |
FREQ |
FORCE |
LIN |
LIN |
このファイルのデータは Enter/Edit Spectrum Data を用いて直接読み込むことができます。この場合、スペクトルの定義から "#" を除きます。詳細は、スペクトルデータの入力/編集 (Enter/Edit Spectrum Data) を参照してください。
時刻歴定義 (Time History Definitions)
時刻歴のプロファイルは、応答スペクトルの定義と同様です。プロファイルには、名前、荷重とその時刻のデータ定義、補間方法の入力が必要です。応答スペクトルデータは、直接またはファイルから定義しておく必要があります。プロファイルデータは、荷重セットの定義により、実際の荷重値が基準化された 1.0 で入力されます。
1つの時刻歴荷重プロファイルは配管系の節点ごとに定義されている必要があります。荷重ケースは 1つ以上の荷重プロファイルから成ります。複数の荷重プロファイルが配管系にずれた荷重を与えることができます。