運転圧力を設定します。 10の圧力入力ボックスがあり、9つの異なる運転条件と 1つの耐圧試験圧力を入力できます。複数の圧力を入力するときは、解析荷重ケースの設定に注意してください。ソフトウェアが作成する推奨荷重ケースが、ユーザーの意図する荷重ケースとなっているかを確認してください。
一般的な単位 (ユーザーの単位系による):
-
lb/in²
-
Bar
-
KPa
-
MPa
運転圧力4 から 9 は、拡張された運転条件 (Extended Operating Conditions) ダイアログにあります。標準の 温度 (Temperature) および 圧力 (Pressure) 入力ボックスの右上にある >> ボタンをクリックしてダイアログを開きます。このダイアログを開いて、または移動しても作業できます。
耐圧圧力 (HydroPress) ボックスに値を入力すると、CAESAR II は推奨する耐圧試験荷重ケースを作成します。
入力はすべてゲージ圧力で、外圧と内圧の差となります。
-
ブルドン効果(圧力により変形する効果)はデフォルトでは無効で、ジョブは安全側ではないとみなされます。ブルドン効果を有効にしたい場合は、特殊実行 (Special Execution) オプションで設定できます。詳細は、New Job Bourdon Pressure (新規ジョブのブルドン圧力) を参照してください。
-
材料番号 (Material ID) 20 の繊維強化プラスチック (FRP) 管では、ブルドン効果が 常に 考慮されます。
CAESAR II は、IGE/TD/12 Appendix 7に準拠して推奨荷重ケースを作成しますが、運転条件の指定に関して次の規約があります。
T1 – 最大温度
T2 – 最小温度
T3 – 最小夏温度
T4 – 最大冬温度
T5 – 最大温度 (流動誘起) (オプション)
T6 – 最小温度 (流動誘起) (オプション)
P1 – 最大圧力 (MIP)
P2 – 最大運転圧力 (MOP)
P3 – コンプレッサー運転
P4 – デマンド圧力
HP – 耐圧試験圧力