ストークスの 5次波動理論の解釈 (STOKES 5th Order Wave Theory Implementation) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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CAESAR II Version
12

ストークスの波動理論は、5次の非線形重力波動を対象としています。 CAESAR II では、スジェルブリアとヘンドリクソン (Skjelbreia and Hendrickson) の発表した文献 (National Engineering Science Company) による解法を採用しています。 自由表面に対する標準的な構成式と修正された構成式の双方に、CAESAR II ストークスの5次波動理論 (Stokes 5th Order Wave Theory) は対応しています。

エアリーの波動理論 (Airy Wave Theory Implementation) で用いたとほとんど同様の手順で解が得られます。 波の特性パラメーターは、ニュートンラプソン (Newton-Raphston) の繰り返し演算を行い着目する波の粒子の特性値が決定されます。

ニュートンラプソンの繰り返し演算は、定数ベータとラムダに関する非線形方程式を解きます。 これらの解が得られれば、他の定数が計算されます。 すべての定数が計算されると、CAESAR II は水平と鉛直の粒子速度 (UX , UY)、水平と鉛直の加速度 (AX , AY)、平均水面液レベル (ETA) に対する表面高さを計算します。