CAESAR II 応力レポートへモデルのグラフィックス画面を追加する必要が生じることがあります。グラフィックス画面は ファイル > 画面イメージとして保存 (File > Save As Graphics Image) を選択して保存できます。モデル形状、カラー、ハイライト、プロット設定 (Plot Settings) 凡例、および拘束条件、そしてほとんどのオプションが保存されます。デフォルトのファイル名は、拡張子 .TIF が付いたジョブ名になります。これが標準で、ビューアにより読み込み閲覧可能な Windows システムがサポートするイメージファイルの拡張子です。イメージの解像度は 画面イメージ保存 (Save Image) ダイアログで変更できます。
これは静的なグラフィック ファイルです。
また、.HTML ファイルとしても保存できるオプションがあります。 .HTMLとして保存すると、CAESAR II は次の 2つのファイルを現在のデータディレクトリーに現在のジョブ名称で作成します: *.HTML and *.HSF. .HTMLファイルを開くと、.HSFファイルも読み込まれます。
これは、インターラクティブなファイルです。
初めて CAESAR II で作成された .HTMLファイルをインターネット ブラウザで開くと、Tech Soft 3D からダウンロードするか確認のメッセージが表示されます。Yes でダウンロードすると、イメージが表示されます。モデルが表示された後は、モデルを右クリックすると実行可能なオプションが表示されます。例えば、回転、パン、拡大、シェーディングモードなどです。イメージは印刷でき、クリップボードへのコピーもできます。
Internet Explorer (IE) version 5.0 以前では、イメージを正しく表示できません。Intergraph CAS は IE6 以降を推奨します。
マークアップ (Markups) ツールバーの機能でイメージに線分や注釈を追加できます。
マークアップ (Markups) ツールバーは、基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログからアクセスでき、次の機能があります。
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フリーハンドのマークアップ (Freehand Markup) - モデルに線を描きます。マウスでクリック＆ドラッグして、線を作成します。 |
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矩形のマークアップ (Rectangle Markup) - モデルに矩形を描きます。マウスでクリック＆ドラッグして、矩形を作成します。 |
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円形のマークアップ (Circle Markup) - モデルに円を描きます。マウスでクリック＆ドラッグして、円を作成します。 |
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注釈 (Annotate) - モデルに簡単なコメントを追加します。注釈は結果出力処理に特に有効です。注釈のテキストボックスは 1行です。注釈は、印刷およびビットマップへ保存できます。HTMLへは保存されません。 |
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引出線付き注釈 (Annotate w/Leader) - モデルに簡単なコメントを追加します。この注釈は引出線付きです。注釈ボックスをドラッグすると、引出線も追従します。注釈のテキストボックスは 1行です。引出線付きの注釈はモデルとともに拡大、移動、回転ができ、ハイライトオプションも使えます。注釈は、印刷およびビットマップへ保存できます。HTMLへは保存されません。 |
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マークアップ注釈のテキストボックスは 1行です。色、フォント、サイズは変更できません。デフォルトの色は、赤です。
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マークアップ注釈は .TIFファイルに保存でき、印刷もできます。
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マークアップ注釈の形状とテキストは一時的なものです。モデルには保存されません。ビューを拡大、回転、移動、リセットなどの操作を行うと、これらのマークアップは画面から消えてしまいます。
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注釈の色、フォント、サイズは、メインウィンドウリボンの ホーム (Home) > 設定 (Setup) > 環境設定エディタ (Configure) をクリックして変更できます。詳細は、3D グラフィックス環境設定 (Configuring 3D Graphics) を参照してください。
操作を選択すると、ソフトウェアはユーザーが他の操作を選択するまでこれをアクティブにしておきます。(たとえば、フリーハンドのマークアップ (Freehand Markup) は 回転 (Orbit) または 移動 (Pan) をクリックするまで選択をそのままにします。)