分岐エラーと座標プロンプト (Branch Error and Coordinate Prompts) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
12

分岐エラーと座標プロンプトをどう表示するかを指定します。ユーザーは入力により 2つの機能が選択できます:

  • ループが閉じていることの公差

  • 配管系の最初の全体座標と、最初に接続しない配管系の次に続く部品

このデータは CAESAR II が初めて全体形状計算を行う場合に必要です。この計算は 3つの異なる場合に生じます:

  • グラフィックスが描画される前

  • 全体座標レポートが作成される前

  • エラーチェックが行われる前

または 編集 > 全体座標 (Edit > Global) を選択して、全体座標の入力を避けることができます。

このフラグは主に次のように使用します:

  • ループが閉じていることの公差の設定

  • 風荷重、波浪荷重計算における配管系の高さの正しい定義

  • 寸法チェックにおける東西南北の設定

  • ビジュアルチェック用にグラフィックスでの配管系の一部を移動

ユーザーが、配管系で物理的なループを作成するとき、同じ節点に少なくとも 2つの異なる寸法が存在します。2つの寸法が許容される公差にない場合には、致命的なエラーとなります。この公差は、対話形式または環境設定ファイルで指定できます。分岐エラーと座標プロンプト (Branch Error and Coordinate Prompts) オプションで 両方 (Both) を選択すると、CAESAR II は対話形式でこの公差を確認させます。