静的解析の概要 - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
12

静的解析では、CAESAR II はすべての配管データを評価し、あとで意味のあるレポートを作成するために情報を処理します。ソフトウェアは要素の剛性マトリクスと荷重ベクトルを作成して、変位、荷重とモーメント、反力、応力の解を求めます。さらにユーザーは解析の荷重ケース設計、スプリングハンガーの選定および設計、環境の荷重評価を行うことができます。

静的解析を行う前にエラーチェックを実行してください。CAESAR II が何もエラーを検出しなければ、ソフトウェアは重心レポートを表示して解析データファイルを出力し、計算とレポート処理を始めます。

ソフトウェアは配管データにエラーを検出すると、解析は行いません。ソフトウェアが解析を完了できるようにするために、ユーザーはエラーがなくなるまでエラーチェックを行いながらデータを修正してください。

エラーチェック後、解析する荷重ケースを指定できます。CAESAR II は編集可能な初期設定の荷重ケースを推奨します。