分布の種類
CAESAR II で用いる 深さの関数である潮流の速度を決定するための補間方方法を定義します。 利用可能なオプションは次の通りです:
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べき乗則分布 (Power Law Profile)
深さ D における潮流の速度を次の式で得ます:
Vd = Vs * [di / D]p
ここで:
Vd - 深さ di での速度
Vs - 指定した表面での速度
D - 水深
p - べき乗で、 1/7 に設定
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区分ごとの線形分布 (Piece-wise Linear Profile)
深さ di での潮流速度を得るために、ユーザーの用意した速度と深さの表を線形に補間します。 この表は、深さゼロの表面から深さ方向に海底まで入力してください。
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線形分布 (Linear Profile)
深さ di での潮流速度を得るためにユーザーの用意した速度と深さの表を線形に補間します。 しかしながら、この方法は潮流速度が深さ0の表面から深さ方向に海底まで線形に変化すると仮定します。
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潮流の速度 (Current Speed)
表面での潮流の速度を定義します。 この入力データの単位は (長さ/時間) で、入力のときに有効となっている長さ、時間の単位になります。 この値は常に正の値になります。
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潮流の方向余弦 (Current Direction Cosines)
潮流により流体が動く方向を定義します。 このフィールドは単位がなく、全体座標軸の規約に従います。