フランジ寸法ルックアップ (Flange Dimension Lookup)
フランジ寸法ルックアップ (Flange Dimension Lookup) ダイアログを開いて、ユーザーがウェルドネックフランジの一般的なフランジ特性を定義できます。ソフトウェアはフランジとガスケット寸法にもっとも近い標準寸法を入力します。詳細は、フランジ寸法ルックアップ (Flange Dimension Lookup) ダイアログ を参照してください。
材料 (Material)
ボルトの材料を指定します。 をクリックして 材料 (Materials) ダイアログを開きます。リストから材料を選択します。
有効ボルト径 (Effective Bolt Diameter) (dBe)
EN 1591-1:2001+A1, Flanges and their joints - Design rules for gasketed circular flange connections - Part 1: Calculation method, Figure 2 から引用 |
有効ボルト径 dBe を指定します。一般的にこの値は公称径からねじ山高さを差し引いた値になります。
ボルト公称径 (Nominal Bolt Diameter) (dB0)
EN 1591-1:2001+A1, Flanges and their joints - Design rules for gasketed circular flange connections - Part 1: Calculation method, Figure 2 から引用 |
ボルトの公称径 dB0 を指定します。
フランジ寸法ルックアップ (Flange Dimension Lookup) を使用している場合、ソフトウェアがこのフィールドの値を定義します。
継手再製用回数 (No. of Joint Remakes) (RNR)
フランジの寿命中にフランジアセンブリが再製される回数 RNR を指定します。
ボルト数 (Number of Bolts) (RnB)
フランジアセンブリのボルト本数 RnB を指定します。
フランジ寸法ルックアップ (Flange Dimension Lookup) を使用している場合、ソフトウェアがこのフィールドの値を定義します。
ボルトくびれ径 (Waisted Bolt Diameter) (dBs)
EN 1591-1:2001+A1, Flanges and their joints - Design rules for gasketed circular flange connections - Part 1: Calculation method, Figure 2 から引用 |
塑性変形後のボルトシャンク径 dBs を指定します。
ナット間長さ (Between Nuts Length) (lB)
EN 1591-1:2001+A1, Flanges and their joints - Design rules for gasketed circular flange connections - Part 1: Calculation method, Figure 2 から引用 |
ナット間またはボルトヘッドからナットまでの長さ lB を指定します。
ボルト締付方法 (Bolting-Up Method) (Epsilon 1-)
初期ボルト荷重の目標荷重からの偏差 e1- を指定します。ボルト締付けにおける固有の偏差です。
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|
ばらつきに |
e1- |
---|---|---|---|
手締め |
オペレータの感覚のみ |
摩擦 |
0.3 + 0.5m |
インパクトトレンチ |
摩擦 |
0.2 + 0.5m |
|
トルクレンチ |
トルク計測 |
摩擦 |
0.1 + 0.5m |
油圧式テンショナー |
油圧計測 |
剛性 |
0.20 |
レンチあるいは |
ボルト長さ計測 |
剛性 |
0.15 |
レンチ |
ナット回転角度計測 |
剛性 |
0.10 |
レンチ |
トルクとナット回転角度計測 |
キャリブレーション |
0.07 |
EN 13445-3:2014+A2:2016, Table GA.8-2 から引用 |
ボルト締付方法 (Bolting-Up Method) (Epsilon 1+)
初期ボルト荷重の目標荷重からの偏差 e1+ を指定します。ボルト締付けにおける固有の偏差です。
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ばらつきに |
e1+ |
---|---|---|---|
手締め |
オペレータの感覚のみ |
摩擦 |
0.3 + 0.5m |
インパクトトレンチ |
摩擦 |
0.2 + 0.5m |
|
トルクレンチ |
トルク計測 |
摩擦 |
0.1 + 0.5m |
油圧式テンショナー |
油圧計測 |
剛性 |
0.40 |
レンチあるいは |
ボルト長さ計測 |
剛性 |
0.15 |
レンチ |
ナット回転角度計測 |
剛性 |
0.10 |
レンチ |
トルクとナット回転角度計測 |
キャリブレーション |
0.07 |
EN 13445-3:2014+A2:2016, Table GA.8-2 から引用 |
ボルト断面縮小長さ (Reduced Diameter Length) (ls)
EN 1591-1:2001+A1, Flanges and their joints - Design rules for gasketed circular flange connections - Part 1: Calculation method, Figure 2 から引用 |
塑性変形後に直径が小さくなる位置のボルト長さ ls を指定します。
摩擦係数 (Friction Coefficient) (MU)
ボルトとフランジ間の摩擦係数 m を指定します。
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m |
---|---|
なめらかな潤滑表面 |
0.10 - 0.15 |
平均的な「標準」の状態 |
0.15 - 0.25 |
粗い乾燥表面 |
0.20 - 0.35 |
オーステナイト系ステンレス鋼では大きい方の値を使います。