静的出力プロセッサ (Static Output Processor) メニュー: フィルタ (Filters)
出力レポートのフィルタ機能があります。フィルター機能は、ユーザーが確認したい情報だけを出力するようにカスタマイズできることを意味します。
あるフィルターを 出力プロセッサ (Output Processor) から出力するレポート全体に一般的なフィルターを適用して、他のフィルターを特定のレポート、たとえば拘束レポートのみに適用できます。
1 レポート指定のフィルタ 2 全体のフィルタ |
レポート指定のフィルタ
フィルタ設定を関連するレポートだけに適用したい場合にレポート指定のフィルターを適用します。たとえば、80%より大きな配管系の許容応力をすべてレポートに出力したい場合、応力 (Stresses) タブの 率 (Percent) ボックスに >80 と設定します。このあと 出力プロセッサ (Output Processor) で応力にかかわるいずれかのレポートを出力すると、80%より大きな応力のみを表示するようにデータがフィルターされます。
全体のフィルタ
全体のフィルターを節点番号またはラインナンバーの範囲で適用すると、すべてのレポートについて指定した節点またはラインナンバーを対象とするレポートが出力されます。たとえば、節点 10 から 100 までのフィルターを設定して 出力プロセッサ (Output Processor) でレポートを出力すると、節点 10 から 100 のデータのみが表示されます。
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レポートのトップに表示される要約情報にはフィルタは適用されません。
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下図に示すように出力レポートのトップ付近に適用したフィルタが表示されます。
1 使用したフィルタが表示されている出力レポート |
レポートにフィルタを適用するには
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出力プロセッサ (Output Processor) メニューの フィルタ (Filters) を選択します。
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全体フィルタオプションのどれかを選択します。全体のフィルタは 出力プロセッサ (Output Processor) で作成されるすべてのレポートに適用されます。全体フィルタの詳細は、フィルターオプション (Filter Options) タブ を参照してください。
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節点番号の全体フィルタを適用するには、From節点番号と To節点番号を入力します。
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その他の全体フィルタオプションを選択するには、フィルタオプション (Filter Options) タブをクリックします。
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各クラスタブでレポート指定のフィルター詳細を選択します。各タブは、ドロップ ボックスと編集ボックスに関連したフィールドを含んでいます。それぞれの対応する編集ボックスは、比較する値を表示します。
各ドロップ ボックスは、比較する演算子のリストになります:
演算子
説明
>
より大きい
>=
大きいか等しい
<
より小さい
<=
小さいか等しい
==
等しい
\=
等しくない
-
適用 (Apply) をクリックして、フィルターを定義します。