CAESAR II を起動し配管入力プロセッサを使用すると、ソフトウェアは 基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの右側にモデルのグラフィックを自動的に表示します。グラフィック ウィンドウの大きさを大きくするには、 をクリックして 基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログを非表示にします。一度も表示されたことのないジョブの表示は、環境設定のデフォルトにしたがって表示されます。デフォルトには、以下を含みます:
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レンダリング表示 - 拘束を表示
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XYZ方位 - アイソメトリック表示
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ティー、ノズルのハイライト - 正投影
処理速度を向上させるために、中心線/単線モードでモデルを表示し始めます。それから、すべての要素が、ひとつひとつレンダリングされます。最後に、拘束と他の属性が表示されます。
モデルは、表示されている間はすべて操作できます。いつでもモデルに対して利用可能なオプションを適用できます。表示画面の下段にあるステータス バーが、Drawing element X of Y の形式で表示の進捗を示します。表示操作が終了すると、状態を示すメッセージは Ready に変わります。
カーソルをボタン上にかざすとボタン名称が表示され、ビュー ウィンドウの下段のステータス バーに機能の短い説明が表示されます。
入力表示 (Input Plot) ユーティリティには、コマンド実行に関するいくつかの方法があります。ボタンのクリック、メニュー項目の選択、あるいはホット キーによって、コマンドを実行できます。
単線表示 (Center Line View) - 単線モードでモデルを表示します。このモードは、表示をよりクリアにします。このモードでは、拘束と他の要素情報が表示されます。シェーディング表示あるいは輪郭線表示にするには、対応するボタンをクリックします。V キーを押すと、以下の順で表示を切り替えることができます: シェーディング (Shaded View) (レンダリングモード) / 二重線モード (Two Line Mode) / 単線表示 (Center Line View). |
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シェーディング (Shaded View) - シェーディングされた3D形状としてモデルを表示します。拘束と他の要素情報が表示されます。 |
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輪郭 (Silhouette) - 輪郭でモデルを表示します。拘束と他の要素情報が表示されます。 |
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隠線ワイヤー フレーム (Hidden Line Wire Frame) - 隠線処理されたワイヤー フレームでモデルを表示します。拘束と他の要素情報が表示されます。 |
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ワイヤー フレーム (Wire Frame) - ワイヤー フレームでモデルを表示します。拘束と他の要素情報が表示されます。 |
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半透明 (Translucent) - 半透明の 3D形状としてモデルを表示します。拘束と他の要素情報が表示されます。 |
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正面図 (Front) - モデルを正面図で表示します。Z キーを押しても同じことができます。 |
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背面図 (Back) - モデルを背面図で表示します。Shift + Z キーを押しても同じことができます。 |
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平面図 (Top) - モデルを平面図で表示します。Y キーを押しても同じことができます。 |
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底面図 (Bottom) - モデルを底面図で表示します。Shift + Y キーを押しても同じことができます。 |
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左側面図 (Left) - モデルを左側面図で表示します。X キーを押しても同じことができます。 |
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右側面図 (Right) - モデルを右側面図で表示します。Shift + X キーを押しても同じことができます。 |
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南東ISO図 (Southeast ISO View) - モデルを南東アイソメ図で表示します。F10 キーを押しても同じことができます。 |
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節点番号 (Node Numbers) - 節点番号の表示/非表示を切り替えます。N キーを押しても同じことができます。拘束のみまたは固定のみのような特定の要素の節点番号を表示することもできます。名前のみ (Names Only) を選択すると、モデルに節点番号ではなく節点名のみを表示します。 |
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長さ (Length) - 要素の長さの表示/非表示を切り替えます。L キーを押しても同じことができます。 |
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要素の選択 (Select Element) - モデル内の 1つの要素を選択します。モデル内の要素上にカーソルをかざすと、要素の情報が表示されます。選択時に Ctrl キーを押して、選択セットに要素を追加または削除できます。 |
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グループの選択 (Select Group) - 要素を枠で囲ってモデル内の要素のグループを選択します。枠で囲む際に Ctrl キーを押すと、選択セットに要素を追加できます。枠で囲む際に Shift キーを押すと、選択セットから要素を除外できます。 |
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パース (Perspective) - モデルをパースモードで表示します。 |
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正投影 (Orthographic) - モデルを正投影モードで表示します。 |
より見やすい表示のために、拘束、ハンガー、固定の節点を非表示にできます。拘束、固定、ハンガーなどの境界条件の記号のサイズは、配管の外径サイズを基準としています。関連するボタンの右側の黒矢印をクリック、あるいはリストからサイズを選択することによって、これらの記号サイズを変更できます。
節点、長さ、要素、境界条件等の色は プロット特性 (Change Display Options) をクリックすることによって調整できます。詳細は、3D グラフィックス環境設定 (Configuring 3D Graphics) を参照してください。
リセット (Reset) - 環境設定で定義しているデフォルトの状態に、モデルを戻します。範囲 (Range) コマンドによって非表示になっている要素は元に戻されます。 |
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拡大 (Zoom) - モデルの拡大あるいは縮小表示を行います。マウスの左ボタンを押しながら、カーソルを上下に動かします。マウスボタンを離すと、拡大は終了します。+ キーと - キーでも、モデルを拡大/縮小表示できます。マウスのホイール ボタンを回転することによって、モデルのズーム レベルを変更できます。 |
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ウィンドウへ拡大 (Zoom to Window) - 指定したエリアをビューにフィットするようにモデルを拡大します。拡大したいエリアの1つのコーナーでクリックし、左ボタンを押したまま対角方向のもう一方のコーナーにマウスカーソルを移動します。 |
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選択の拡大 (Zoom to Selection) - ビュー内に選択した要素をフィットします。 |
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全体の拡大 (Zoom to Extents) - ビュー内にモデル全体をフィットします。 |
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回転 (Orbit) - モデルをインタラクティブに回転します。マウスあるいは矢印キーを使用してモデルを回転できます。マウスで操作するには、まず境界ボックスの始点となるモデル上でマウスの左ボタンをクリックします。左ボタンを押したまま、境界ボックスの他端へマウスを移動します。マウスボタンを離すと、ビューが更新されます。境界ボックスが表示されない場合、表示設定 (Plot Configuration) ダイアログの ユーザー オプション (User Options) タブの対応するボックスをチェックしてください。詳細は、3D グラフィックス環境設定 (Configuring 3D Graphics) を参照してください。回転中、モデルは中心単線モードに変わったり、一部の幾何的な詳細形状は表示されなかったり、あるいはゆがむ場合があります。これは、表示速度改善のためです。実際の変換は、モデルのサイズと複雑さに依存します。回転が終了すると、モデルはもとの表示状態に戻ります。 |
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パン (Pan) - モデルを移動表示します。カーソルが、手の形に変わります。マウスの左ボタンを押しながら、カーソルを移動します。他のコマンドを実行している間でも、マウスを移動しながら中ボタンあるいはホイールボタンを押したままにすることで、ビューを移動できます。 |
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ウォーク スルー (Walk Through) - バーチャルリアリティー アプリケーションと同じように、モデル内を移動できます。このコマンドで、モデルに向かって歩くウォークスルーを表現できます。詳細は、モデルをウォークスルーする (Walking Through the Model) を参照してください。 |
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CADWorxモデルの読み込み (Load CADWorx Model) - CADWorx モデルを表示します。 |