各運転条件に温度を設定します。温度フィールドには 9つまで異なる運転条件を入力できます。エラーチェッカーにより温度の値が配管規格で定められた許容使用範囲であるかをチェックします。
一般的な単位 (ユーザーの単位系による):
-
ºF
-
ºC
この温度入力フィールドに単位長さ当たりの熱膨張量を入力すると、規格で定められた使用温度範囲を超えて入力できます。材料番号21(ユーザー定義の材料)を使用して、温度のかわりに熱膨張量を入力できます。
値は絶対値で Alpha Tolerance (アルファ許容値) よりも小さくして熱膨張量とします。Alpha Tolerance (アルファ許容値 は環境設定パラメータで、デフォルトは 0.05 です。たとえば、ユーザーが熱膨張量として 11.37in./100ft. を使いたい場合には、入力データは次のようになります:
11.37in./100ft. * 1 ft./ 12in. = .009475 in./in.
カットショートの場合、配管要素をゼロより小さくすることはできません。たとえば、コールドスプリングとして 8.5cm をとりたい場合に、8.5cm の要素を入力することはでき、長さをゼロに縮めることが可能です。これにより、コールドスプリングを集中荷重としてよりも、個々の熱荷重ケースとして扱うことができます。
4 から 9 の運転条件を編集するには、>> をダブルクリックして、運転条件の編集 (Edit Operating Conditions ダイアログを表示します。
ソフトウェアはIGE/TD/12 Appendix 7 に準拠して推奨荷重ケースを作成しますが、運転条件の指定に関して次の規約があります。
T1 – 最大温度
T2 – 最小温度
T3 – 最小夏温度
T4 – 最大冬温度
T5 – 最大温度 (流動誘起) (オプション)
T6 – 最小温度 (流動誘起) (オプション)
P1 – M最大圧力 (MIP)
P2 – 最大運転圧力 (MOP)
P3 – コンプレッサー運転
P4 – デマンド圧力
HP – 耐圧試験圧力