Pvar - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
Search by Category
ヘルプ
CAESAR II Version
13

圧力変化を指定します。

一般的な単位 (ユーザーの単位系による):

  • lb/in²

  • Bar

  • KPa

  • MPa

選択した配管規格によって、このフィールド名は変わります。

ASME および RCC-M C, D

運転条件での圧力と式 9 の B1 * P * Do / 2tn での ピーク圧力 との差を入力します。Pvar にピーク圧力を入力するのではなく、運転圧力とピーク圧力との差を入力します。

Swedish Power Code, Methods 1 & 2

Seff の計算における Beta を入力します。入力がない場合、デフォルト値の 10%となります。10%は 10.0 と入力します。値は 0.1 から 25.0 までの値にしてください。この範囲外の値を入力すると、自動的に許容範囲に調整されます。Beta の定義は Swedish 配管規格の Section 5.6.2.1 にあり、"maximum allowable minus the tolerance as a percentage of the nominal wall thickness (公称肉厚のパーセント表示における最大許容負の公差 )" となっています。

Stoomwezen

規格の Cm 係数で、通常は 1.0 です。

Norwegian

式 10.7 の設計圧力 P と式 10.8 のピーク圧力 Pmaks の差を入力します。

表に従って、各パラメータに配管規格で有効な入力 (V) または要求されない値 (N) を入力します。

DNV

Table C4 の等価応力チェックに対する利用係数 N を入力します。この値は 0.77 から 1.00 までの値にしてください。

PD-8010 Part 1

Section 6.4.1.2 の設計係数を入力します。この値の標準的な制限は 0.3 と 0.72 で、分類とクラスに依ります。この設計係数は許容円周方向応力の算出に使用されます。この値は PD-8010 Part 1 により無次元量となります。

PD-8010 Part 2

Section 6.4.1 Table 2 の設計係数を入力します。円周方向応力評価のため fd の値を入力します。この値はライザー/沿岸部 (riser/land fall) では 0.6、海底配管/固定部 (seabed/tie-in) では 0.72 となります。CAESAR II では Table 2 の等価応力計算用の fd の値を適切に決定します。この値は PD-8010 Part 2 により無次元量となります。

ユーザーが値を入力しない限り、この値は 材料データベース (Material Database) から取り込まれます。

ISO 14692

Pvar は異なる使い方をします。ISO 14692 の Reference を参照してください。