運転条件 (Operating Conditions) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
13

ショートカットキー:

  • F5 - 運転条件 (Operating Conditions) に移動します。

  • ALT+4 - 運転条件の編集 (Edit Operating Conditions) ダイアログを開きます。

  • >> をダブルクリック - 運転条件の編集 (Edit Operating Conditions) ダイアログを開きます。

基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログで選択した要素に対する温度と圧力を指定します。T1 のような各温度グループと P1 のような圧力グループは静的解析荷重ケース構築に使用する荷重を作成します。ソフトウェアは W+T1+P1 のような推奨荷重ケース構築に荷重を使用します。

9つの温度と 10の圧力(9つの運転条件+耐圧試験圧力)の組み合わせを配管要素ごとに指定することができます。温度は雰囲気温度からの差ではなく実温度です。ソフトウェアは、温度に依存した熱ひずみ (線膨張係数) と許容応力を材料データベースから得ています。圧力はゲージ圧であり、負の値にはできません。温度と圧力のデータは、変更しなければ、前の要素から次の要素へ引き継がれます。

代わりに、絶対値が Alpha Tolerance (アルファ許容値) 未満の値であれば、直接 熱膨張係数 (Thermal Expansion) を設定することもできます。熱ひずみの絶対値はオーダーとして 0.002 の値を持ち無次元量となります。

耐圧 (Hydro) 試験の値を入力すると、ソフトウェアは耐圧試験荷重ケースを推奨荷重ケースの 1つとして設定します。

CAESAR II では雰囲気温度を 70°F とします。変更は 特殊実行パラメータ (Special Execution Parameters) オプションで行ってください。詳細は、雰囲気温度 (Ambient Temperature) を参照してください。