CAESAR II Version 8.00 変更と機能追加 (10/15) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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CAESAR II Version
13

CAESAR II 2016, Version 8.00.00

  • 最新の規格に対応

    • ASME B31.1, 2014 Edition

    • ASME B31.3 2014 Edition には次が含まれます:

      • 規格の要求事項にはすべてのサポートの条件に持続荷重および短期荷重応力を考慮するように記載されています。代替持続荷重ケース (alternate sustained case) または代替短期荷重ケース (alternate occasional case) と呼ばれる新たな静的荷重ケースは、運転条件での非線形サポートの指示条件に依存します。非線形のサポートが何らかの運転条件で有効 (アクティブ) で、それ以外では無効 (非アクティブ) であるシステムでこの条件が適用されます。代替サポート条件は 静的解析- 荷重ケースエディタ (Static Analysis - Load Case Editor) の新たな 代替 SUS/OCC (Alternate SUS/OCC) チェックボックスで指定します。

      • 推奨荷重ケースを使用するための新しい 2つの荷重ケーステンプレート (.tpl ファイル) が追加されました。代替 SUS/OCC 荷重ケースのサポートを含みます。

      • 最新の規格に対応するために材料を更新しました。

      • B31.3 規格ではAppendix P が削除されましたので、B31.3 Implement Appendix P 環境設定は SIFs and Stresses > Legacy Settings に移動しました。

      • 規格更新を明確にするために、エラーチェック モジュールと出力レポートに適切な警告と注記を追加しました。

    • ASME B31.8, 2014 Edition, 規格 Paragraph 833.4 に従って、2軸応力式 (Sc) の細かな改訂があります。この式は CAESAR II クイックリファレンスガイドに記載されています。

    • ASME B31.9, 2014 Edition

  • 風荷重と地震荷重規格

    • National Building Code of Canada (NBC) 地震荷重および風荷重規格 2010 Edition

    • ASCE 7 2010 Edition および IBC 2012 Edition 風荷重規格。風荷重低減係数の変更を含みます。

  • 機器規格

    • API 560, 4th Edition

    • API 610, 11th Edition

    • API 617, 8th Edition

    • API 661, 7th Edition

  • 荷重ケース編集/作成の変更

    • 静的解析 - 荷重ケースエディタ (Static Analysis - Load Case Editor) を再設計して、ユーザの要望に応じて改良し、解析のための荷重ケース作成と修正時に有効な機能を追加しました。次の改良が含まれます:

    • グループ編集 (Group Edit) ビュー - 一度に複数の荷重ケースの値を選択して変更できます。

    • リスト (List) ビューの機能強化 – より簡単なスクロールと、列のフィルタリング、ドラッグ&ドロップ機能のようなビュー オプションおよびより簡単な荷重ケースの生成。

    • ドキュメントの更新。

  • 有限要素法解析 (Finite Element Analysis) ツールへのクイックアクセス

    • より正確な SIF と K 係数を作成できるサードパーティのツールに CAESAR II メインメニューから簡単にアクセスするアイコンを追加しました。複数ファイルの結果比較、モデル要素の感度、NozzlePro によるノズル/分岐接続の評価 (別途有償オプション)。

  • ハンガーデータの拡張

    • 次のハンガーメーカーのデータを追加しました: Hesterberg, Unison, Spring Supports Mfg. Co., Senior, Wookwang.

    • メーカー Flexider を新しい名前である CASTIM 2000 に変更しました。

  • 配管入力の使いやすさを強化

    • 基本配管入力 (Classic Piping Input) 圧力 3 (Pressure 3) の値を表示するように改良しました。これにより、ユーザは別のダイアログを開くことなく、温度と圧力の 3セットを入力できます。

    • 単体および複数の要素を右クリックした場合のグラフィックスメニューによりモデル化を改良しました。
      このメニューにはよく使用するコマンドおよびブロック操作が含まれます。

  • 距離計測の改良

    • 計測の最小化モードで 距離 (Distance) ダイアログがモデルを隠すことなく複数の計測を実行できます。

    • CTRL+クリックで、複数の距離を計測し、一度にすべての計測結果を確認できます。 

    • さらにユーザフレンドリーになるようにダイアログを再設計しました。

    • Line Drawing (単線) モードでのスナップ、および配管系モデルの配管要素から読み込んだ DWG 配管オブジェクトへのスナップ機能 を強化しました。

    • 計測距離を見やすくするためにデフォルトのフォントサイズ設定を大きくしました。 

  • S3D/SPR (VUE) モデル読み込みの機能強化

    • 読み込み時の回転機能をユーザフレンドリーなインターフェイスに改良しました。

    • CAESAR II モデルに圧縮した VUE (ZVF) ファイルまたはスティッチの VUE (SVF) ファイルを読み込む機能を追加しました。

  • 3D モデルでのフィルター/ビュー機能追加

    • 静的出力プロセッサの 3D モデルでラインナンバーによるフィルターを追加しました。

    • 配管入力 (Piping Input)、C2Isogen、静的出力プロセッサ (Static Output Processor) モジュールで Names Only を選択することで、3D モデルにノード名のみを表示します。

  • ドキュメントの更新

    • 配管規格、機器規格、風/地震荷重規格の対応するエディション日付および情報を追加しました (クイックリファレンスガイド)。

    • 適切なフォーマットにするために空白とインデントを追加しました。

    • 業界.ソフトウェア用語のグロッサリーを追加しました (ユーザーズガイド)。

    • 材料データベース編集 (Material Database Editor)、アカウンティング (Accounting)、モデル単位系変更 (Change Model Units)、単位系作成/確認 (Create/Review Units) モジュールで、F1 キーを押すと .chm ベースのヘルプが表示されるようにソフトウェアを更新しました。これまで、これらのモジュールはテキストベースのヘルプ ダイアログが表示されていました。

    • 応力アイソメ図 (Stress Isometrics) モジュールのヘルプを CAESAR II のメインのヘルプファイルに移動しました。