フランジの数 (Number of Flanges) (BS7159 & UKOOA 積層の種類 - Laminate Type) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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CAESAR II
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13

ベンドの扁平化を妨げるベンド端に接続する剛体継手の数を示します。ベンドは扁平化することで大きなたわみ性が生まれます。

BS-806 (イギリス火力発電配管規格 - British Power Piping Code) では、ベンド溶接端部から口径の 2倍の範囲にフランジ継手と弁、あるいは剛体断面を有する継手がある場合には、ベンドはこの影響を考慮した方がよいとしています。

ベンド端に接続する継手は、およそ 30º の円弧のベンドに影響があることを考慮します。BS 7159規格については、この入力で材料の積層の種類を参照します。値は以下のいずれかです:

1

チョップドストランドマット (CSM) と、内外表面層に補強繊維の入った製品

2

チョップドストランドマット (CSM) と、内外表面層をウォブンロビング (WR) した (ストランドをさらに所定の番手になるように数十本引き揃えて束にした) 製品

3

チョップドストランドマット (CSM) と、内外表面層を複数のフィラメントロビングした製品

積層の種類は BS 7159規格に対してのみ、ベンドのフレキシビリティと応力集中係数を計算するときに用いられます。