FRP 熱膨張率 (FRP Coef. of Thermal Expansion) (x 1,000,000 ) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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CAESAR II Version
13

熱膨張係数を指定します。熱膨張係数は、それぞれのプラスチック配管要素の 基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログに入力した温度と要素の熱膨張量との整合性をとるために使われます。

一般的な単位 (ユーザーの単位系による):

  • in/in/ºF x 1.0E6

  • mm/mm/ºC x 1.0E6

  • cm/cm/ºC x 1.0E6

繊維強化プラスチック管の熱膨張係数のデフォルトは 12.0E-6 in./in./deg.F (21.6E-6 mm./mm./deg.C) です。この複合材に対して更に適切な値を入力したい場合は、暗示の指数 10-6 (E-6) を除いた値を入力します。たとえば、値が 8.5E-6 であれば 8.5 と入力します。

この方法は、温度依存の関数としての熱膨張係数にはならないことに注意してください。システムの一部が異なる雰囲気温度以外にある場合、正確ではない可能性があります。このような場合には、 in/in または mm/mm のような単位長さあたりのその温度における熱膨張量を計算し、基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの 温度 (Temperature) ボックスに熱膨張量を直接入力します。

新しいモデルでは、デフォルト値は環境設定ファイルからとられます。