配管規格では、一般的に規格応力は許容値より小さくするように要求されます。これは安全基準ですが、材料が損傷しないことを保証はしていません。雰囲気温度以下では、B31.3は 最小金属温度 (Minimum Design Metal Temperature, MDMT) の特性に関する付属的な安全検討を要求されます。
ソフトウェアが用意しているほとんどの B31.3 材料では、最小温度線図 (Minimum Temperature Curve) (A-D) があり、次の例のように 材料データベース編集 (Material Database Editor) に表示されます。
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材料番号 (Material Number) 110、材料名 (Material Name) A181 70 では、最小温度線図 (Minimum Temperature Curve) A です。MDMT の値は B31.3 Figure 323.2.2A あるいは Table 323.2.2A に示す管厚さによって変化します。
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材料番号 (Material Number) 240、材料名 (Material Name) A369 FP2 では、最小温度線図 (Minimum Temperature Curve) O です。これは線図ではなく、B31.3 Appendix A で定義されるように -20° F で固定となります。
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材料が 最小温度線図 Minimum Temperature Curve) Z あるいは材料が線図を規定していない場合には、材料の MDMT はありません。
何を行いますか?