材料疲労曲線 (Material Fatigue Data) ダイアログを表示し、ここでサイクルと疲労強度の値を指定します。
応力 (Stress) - 一般的な単位 (ユーザーの単位系による):
-
lb/in2
-
KPa
-
N/mm²
疲労荷重ケースを定義し、累積疲労評価を行う場合に、材料疲労曲線を使用します。ソフトウェアは、対数補間を用いて指定された疲労線図を検討します。
IGE/TD/12 では、最大 5個の疲労線図 (クラス D、E、F、G 、W) が用意されています。IGE/TD/12では、疲労評価を要求していますので、CAESAR II は他の規格からの拡張として、疲労評価機能を提供しています。
周期 (Cycles) / 応力 (Stress)
周期と疲労強度の組合せを指定します。周期の昇順で入力してください。疲労強度は、許容応力振幅ではなく応力範囲で入力します。周期とそれに対応する疲労強度を最大 8個の組合せまで入力できます。
ファイルから読み込み (Read from File)
開く (Open) ダイアログを表示して、周期と応力データを定義している .fat ファイルを選択できます。ソフトウェアはいくつかの .fat ファイルを提供しています。
-
周期 (サイクル) と応力の値は、ユーザーが手動で値を変更するまで、周期/応力のペアで次の要素に引き継がれます。周期または応力の値を変更すると、ソフトウェアは前の要素の値が変更された後でも周期/応力のペアの値を保持します。
-
ソフトウェアは空白のフィールドを常に 0 に置き換えます。
-
静的疲労ケースでは疲労線図の全振幅で評価されます。一方、動的疲労ケースでは片振幅での解析結果となりますので、疲労線図の全振幅の 1/2 で評価されます。