Angle - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
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CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
13

Angle または Commands > Angle で要素の強軸方向のデフォルトを定義します。Card Stack 画面に次のようにカードを挿入します:

要素強軸の定義 (Define the element strong axis)

  1. Card Stack 画面で適切な行を選択します。

  2. ANGLE カードを挿入する位置を Insert メニューで選択します。詳細は、挿入メニュー (Insert Menu) を参照してください。

  3. Angle をクリックします。

    ANGLE カードが Card Stack に追加されます。

  4. をクリックして ANGLE カードを展開し、プロパティを表示します。

  5. ANGLE プロパティに値を入力します。

  6. Save をクリックして、完了します。

    CAESAR II Error Checker が自動的にモデルにエラーがないかをチェックします。

強軸がX軸と平行にならない場合の柱定義 (Define structural columns when the strong axis is not parallel to the global X-axis)

強軸が X軸と平行にならない柱を定義するときに Angle を用います。柱の強軸が Z軸に平行な場合、デフォルトの方向を ANGLE=90 に再定義します。柱要素を定義して、ANGLE をデフォルトの方向にリセットします。すなわち、ANGLE=0.0 とします。

回転角の定義 (Define the angle of rotation)

Orient Angle は、要素中心の強軸を標準の方向からある角度 (度) を持つように定義する上では同じ機能です。Orient は1つの要素、あるいは要素グループに対して角度を定義しますが、Angle はデフォルトの方向をもとの値に設定します。すなわち、ANGLE=0.0 とします。

デフォルトの方向は です。

正の角度を見つける (Find the positive angular rotation)

右手の法則を用いて正の回転角を決定します。親指を要素方向の to 節点に向けます。右手の指で描く円の向きが正の方向になります。

デフォルト要素方向の決定 (Determine the default element orientation)

  • 部材が鉛直であれば、デフォルトの強軸は全体座標の X軸になります。

  • 部材が鉛直でなければ、部材の中心軸と水平面に垂直になります。

WF 形状の強軸の例を次に示します: