絶対値法 (Absolute Method) - CAESAR II - ヘルプ

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日本語
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CAESAR II
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CAESAR II Version
13

この方法は、個々の振動モードの応答の絶対値和がシステムの全応答に等しいものとします。実質的に、ダブルサム法で補正係数を 1.0 とした場合と同じです。あるいはグルーピング法ですべてのモードが接近しているとしたときと同じです。システムの全応答は次のようにして計算されます:

この方法は作用荷重によるすべてのモードの応答の最大値が同時刻に起こると仮定するため、もっとも安全側の結果となります。通常、荷重履歴での異なる時間での最大 DLF で異なる振動数の応答が同時に起こるというのは、過度に安全側になります。