剛体要素のデータを指定します。通常は弁またはフランジ継手です。基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの 剛体 (Rigid) チェックボックスをダブルクリックして、このオプションを選択するか、クリアします。
剛体 (Rigids) 補助パネルタブで剛体要素のオプションを指定します。
CAESAR II は、等しい直管長さの重量の 1.0倍を流体重量、等しい直管長さの重量の 1.75倍を断熱材の重量として自動的に考慮します。
剛体要素の剛性は、取合いの直管の剛性に比例して作成されます。たとえば、長さ 13in. で外径 12in. の剛体要素は、長さ 13in. で外径 12in. の直管よりも「剛」になります。しかしながら、大きな容器に接続する小径の配管、あるいは大きな機器に接続する小径の配管では、剛体要素のモデル化には注意が必要です。剛体要素の肉厚の 10倍の厚さで剛性が作成されます。さらに詳しい内容は、技術詳細説明 (Technical Discussions) を参照してください。