一般的に熱変形は、特定の運転条件に関連付けられます。D1 と T1、 D2 と T2 といった運転条件です。1つの温度が雰囲気温度以下であり、他の1つが雰囲気温度以上であるとき、熱膨張応力範囲の全振幅は次のように記述します。
L1 |
W+T1+D1+P1 |
(OPE) |
L2 |
W+T2+D2+P1 |
(OPE) |
L3 |
W+P1 |
(SUS) |
L4 |
L1-L3 |
(EXP) * D1 と T1 の影響 |
L5 |
L2-L3 |
(EXP) * D2 と D2 の影響 |
L6 |
L1-L2 |
(EXP) * 全熱膨張応力範囲 |
* 静的解析 - 荷重ケース編集 (Static Analysis - Load Case Editor) ダイアログの代数和合成方法を使用してください。
熱膨張応力の計算を必要としない配管規格では、前述の通り熱変形が運転条件ケースに組み込まれます。