熱変形のある荷重ケース (Load Cases with Thermal Displacements) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
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CAESAR II
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CAESAR II Version
13

一般的に熱変形は、特定の運転条件に関連付けられます。D1 と T1、 D2 と T2 といった運転条件です。1つの温度が雰囲気温度以下であり、他の1つが雰囲気温度以上であるとき、熱膨張応力範囲の全振幅は次のように記述します。

L1

W+T1+D1+P1

(OPE)

L2

W+T2+D2+P1

(OPE)

L3

W+P1

(SUS)

L4

L1-L3

(EXP) * D1 と T1 の影響

L5

L2-L3

(EXP) * D2 と D2 の影響

L6

L1-L2

(EXP) * 全熱膨張応力範囲

* 静的解析 - 荷重ケース編集 (Static Analysis - Load Case Editor) ダイアログの代数和合成方法を使用してください。

熱膨張応力の計算を必要としない配管規格では、前述の通り熱変形が運転条件ケースに組み込まれます。