Combination Method - PV Elite - Help - Hexagon

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応答の統計的相関をもっとも正しく評価するモード合成方法を選択します:

  • SRSS - 二乗和の平方根。この方法は、システムの全応答が個々のモードの二乗和の平方根に等しいとしています。これは DSRSS ですべての相関係数を 0.0 としたときと実質的に同じです。あるいは Group 手法でいずれのモードも近接していない場合と同じです。この手法は、統計的にすべてのモードが完全に独立であることに基づいています。適用荷重の作用時間内で最大値が比較的に均一に分布している場合に当てはまります。一般に、この方法は非安全側で、特に、非常に近接した振動数がある場合にはそれらのモードが作用荷重の同じ時間で最大 DLF を示しますので非安全側になります。

  • Group - この手法は USNRC Regulatory Guide (米国原子力規制員会指針) 1.92 で定義されています。グルーピング手法は Absolute SRSS の欠点を消し去るもので同じような接近した振動数を持つモードの完全な相関を考慮し、広い範囲で異なる振動数は完全に相関がないとします。結局、この手法は10%の範囲での振動数を持つすべてのモードを最初に絶対値で加算し、これらのグループの結果を残りの個々のモード結果を SRSS 法で合成します。

  • Absolute - この手法はすべてのシステムの応答は個々のモードの絶対値和と等しいとします。これは実質的に DSRSS 法においてすべての相関が 1.0 であるとするのと同じであり、またすべてのモードが接近しているとみなす Group 法と同じになります。適用される荷重の同じ瞬間にすべての最大モード応答が生じると仮定することになりますから、この方法は最も安全側の結果になります。通常、異なる振動数を持つモード確率的に最大 DLF は異なる瞬間に生じるでしょうから、これは過大評価となります。