KHK基準には異なる規定があり、それによっては異なる形式の解析になる場合もあります。
Article 4 Response Analysis
この項目は項6 (修正震度法)、7 (モード解析) および8 (時刻歴解析法) を使用したときについて述べたものです。重要度 II または III の縦型容器で地表面からの高さが 20メートル未満のものおよび貯蔵能力 100トン未満の横置き容器については項5 (静的震度法) が適用できます。
Article 5 Static Seismic Coefficient Method
項5 (静的震度法) に含まれる係数 b4 はベースプレートからの高さの関数です
H (高さ, メートル) |
b4 |
16 以下 |
2 |
16 から 35 の間 |
1.04 + 0.06H |
35 より高い |
3.14 |
Article 6 Modified Seismic Coefficient Method
この方法では、b5 および b6 の計算を行い、これらの係数を使って地震時に圧力容器に働く水平方向および鉛直方向の加速度を決定します。重要度が II または III であって Ht が 20メートル未満の時は項5 (静的震度法) または項6 (修正震度法) のどちらを使ってもよいことになります。このチェックボックスによって解析のフローをコントロールすることができます。