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ASME規格 Section VIII, Division 1, Appendix 9 または ASME規格 Section VIII, Division 2, Part 4.11 に従って、選択した胴要素のシェルに ASME規格の円筒胴ジャケットを追加します。PV Elite はジャケット計算に PD 5500 および EN 13445 を使用します。
このコマンドは Element Type として Cylinder (円筒胴) を選択した場合のみ有効です。
タイプ 1 のジャケットは、ジャケットあるいはベーパーベルトのいずれかとして指定します。ベーパーベルトは容器の穴部分を塞ぐために用いられもしますが、代表的な使い方は多管式熱交換器で使われます。ジャケットは主たる円筒胴とは別に設計条件が与えられます。ベーパーベルトは主たる円筒胴と同じ設計条件が与えられます。ソフトウェアは必要厚さとジャケットと閉止棒の MAWP を計算します。ベーパーベルトの MAWP ノズル設計と容器全体の MAWP に影響を与えます。ソフトウェアは閉止棒を考慮して、容器内部の補強長さを計算します。
ジャケットとベーパーベルトはともにノズルを取付けることができます。ノズルが内部容器に取付けられる場合には、ノズルの補強計算は内部容器に対して行われます。ノズルが内部容器に接続されない場合には、ノズルの補強計算はジャケットに対して行われます。Appendix 9/Part 4.11 に従うと、ノズル計算はジャケットおよび内部容器の両方に対して行う必要はありません。
ベーパーベルトの内圧は、内部容器に対する外圧として付加されます。この付加された圧力は、解析によって作成される計算書の中に外圧として反映されます。
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Appendix 9/Part 4.11 のジャケットは内部の配管に接続し、水頭圧に影響を与えます。
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ジャケットあるいはベーパーベルトの中の流体比重を入力します。ソフトウェアは、この値を使って環状部分の流体重量を計算します。
Delete
ジャケットのすべてのデータを削除します。
From Node
選択した要素 From Node (From 節点) を表示します。From Node は、自動的に作成された要素のスタート位置を示す節点番号です。この値を修正することはできません。