Code Considerations for Out-of-Roundness Calculations (真円度の計算に関する規格の考察) - PV Elite - Help - Hexagon

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ASME VIII-1, UG-80

UG-80 は、円筒胴、円錐胴、球形胴の内圧および外圧解析に対応しています。Figure UG-80.1 は、真円形状からのプラスまたはマイナスの最大偏差 e を決定します。測定弦長は、Figure UG-29.2 から得られる円弧長の 2倍に相当します。必要な測定回数は、弦長に基づきます。ノズル近傍で測定する場合、解析ではノズル内径の関数として内圧容器に対する許容偏差を調整します。ASME でも L/D や D/t の値には制限があります。

ASME VIII-2, Paragraph 4.4.4.1

Division 2 では、グラフからの最大許容偏差を決定する代わりに、e と弦長 Lec の両方を決定する方程式を提供しています。必要な測定回数は、弦長に応じた回数です。内圧を受ける容器に関する規則は、Paragraph 4.3.2.1 に記載されています。これらの規則は、基本的に UG-80 にある規則と同じです。

PD 5500, Paragraph 3.6.8 と Annex M

解析の実施方法は、ASME のアプローチとは大きく異なります。解法は反復的で、崩壊圧力を決定するΣを使った計算で行われます。真円度の最大値が、真芯から測定した半径の 0.5%未満であれば、解析は不要です。解析が必要な場合、要素断面の許容外圧を決定します。PD 5500 には Annex W に例題があります。

EN 13445, Annexes E と F

解析は PD 5500 Annex M とほぼ同じですが、名称の違いや最大許容圧力の式が PD 5500 版から変更されています。式 F-1 の Pq は、PD 5500 のように 1.5 で除しません。解析結果に基づいて、許容外圧が減少します。