Element Data セクションの Cone Length と Additional Element Data セクションの Cone Length が指定され、ソフトウェアによって計算された角度を上書きしたい場合に、値を入力します。0 または値が指定されてない場合、ソフトウェアは規格による計算値を使います。この値はオプションです。
Half Apex Angle (半頂角) を入力すると、ソフトウェアは円錐長さの計算値をステータスバーに表示します。計算値がユーザーが入力した Cone Length (円錐長さ) と異なる場合、ソフトウェアは規格要件を考慮することなく、ユーザーの入力値を使用します。
ASME 規格 Section VIII, Division 1, paragraph UG-33, figure UG-33.1 にいくつかの代表的な形状に対する半頂角のスケッチがあります。内圧計算では、ソフトウェアは 60º までの結果を計算しますが、半頂角 30º を超えてはならない制限があります。外圧計算では、60º を超えてはならない制限があります。
ナックルのない円錐では、ソフトウェアは H. Bednar の解析手法によって構造不連続部の応力を計算します。半頂角が上記の規格制限を超えていれば、この応力で形状が受容できるものか判断する指標になります。円錐と取りつく円筒胴の中心線がずれている場合には計算によるより大きな角度の入力が必要になります。フレアあるいはナックルのある円錐では、PV Elite は半頂角を溶接線と溶接線の間の円錐長さで計算します。全円錐長さにナックル寸法を含む必要があります。
Element Type として Conical を選択した場合にのみこのオプションは有効です。