Flaw Type - PV Elite - Help - Hexagon

PV Elite Help

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日本語
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PV Elite
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PV Elite
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次のきずの種類から見受けられる損傷のタイプを選択します。

  • Part 4 (General Metal Loss) - 均一なあるいは局部的に、内部あるいは外部の全面的な減肉が1、次の定期検査までに腐れ代を上回るかもしれない場合に選択します。アセスメントは、paragraph 4.3.3 による計測された定点での厚さと厚さ分布を基にして行われ、減肉が均一なのか局部的なのか、そしてアセスメントの受容される程度によって決定されます。評価手順が Figure 4.2 に示されています。

  • Part 5 (Local Thinning Area) - 部品表面の減肉が局部的で減肉の長さが幅と同じ程度である場合に選択します。

  • Part 5 (Groove like Flaw) - 次のいずれかの きずの場合に選択します。

    • Groove - 方向性を持つエロージョン (物理的に磨耗する腐食) あるいはコロージョン (化学的に磨耗する腐食) による局部的で長く薄い減肉部の場合に選択します。減肉の長さは、幅より著しく大きい場合に該当します。

溝状のきずの底部は、鋭い半径となることがあります。

  • Gouge - 局部的で長い機械的な剥離、あるいは部品表面の材料が削り取られることによるきずでの減肉です。ガウジの長さは、幅よりもかなり大きくなっています。材料は欠陥の生成過程において冷間加工された可能性があります。通常、ガウジは機械的な損傷によって生じます。例えば、パイプラインの掘削時の機械的な装置による管断面のへこみやえぐれです。ガウジは本来の機械的な損傷としばしば関連しています。ガウジがある場合には、アセスメント手順は Part 12 を使います。

  • Part 6 (Pitting) - 次の 4種類の孔食のいずれか 1つがある場合に、このオプションを選択します:

  • 部品の主要な部分で広く分散した孔食

  • 広く分散した孔食に局部的に薄い部分 (LTA) がある場合

  • 孔食の局部的な領域

  • LTA の領域内に限られる孔食

Figure 6.2 のフローチャートは、必要なアセスメント手順を示しています。孔食損傷の種類に応じて、Part 6 のアセスメントか、Part 5 と Part 6 のアセスメントの組合せかのいずれかで評価します。