バイリニア型の支持は、地盤の限界支持荷重が計算できる場合に地盤のモデルにしばしば用いられます。バイリニア型拘束は、拘束の 種類 (Type) ボックスで方向の後ろに 2 を入力して指定します。
バイリニア スプリングが入力されると、拘束オプションが次のように変わります:
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剛性 (Stif) は、初期ばね定数の K1 に変わります。K1 の値はオプションです。空白のままにした場合、剛な初期ばね定数が設定されます。
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ギャップ (Gap) は降伏ばね定数である K2 に変わります。K2 は必須入力です。正の値を入力してください。
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摩擦係数 (Mu) は降伏荷重である Fy に変わります。Fy は必須入力です。
海底パイプラインでの実験では、荷重抵抗は限界荷重に達した後に、変形は進んでも抵抗力が低下することが示されています。
埋設配管系モデルでのスプリングの種類についての詳細は、CAESAR II ユーザーズガイド の 埋設管モデラー (Buried Pipe Modeler) を参照してください。
バイリニア型拘束の特性
トレンチ内の配管のバイリニア拘束モデル
ばね定数の推定