WRC 297 荷重に対する静的解析実行 (Run a new static analysis for WRC 297 loads) - CAESAR II - Reference Data

CAESAR II アプリケーション ガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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Reference Data
CAESAR II Version
13

ノズル仕様と容器ノズルでの変形に対する節点番号を変更し、配管系モデルの解析を行う準備ができました。

エラーチェック (Check for errors)

  1. 実行開始 (Start Run) をクリックするか、ファイル (File) > エラーチェック (Error Check) を選択して、エラーチェックを開始します。

    エラーと警告 (Errors and Warnings) レポートが表示されます。

    エラーチェックはハンガー設計に関する 2つの注意事項を表示します。さらに、容器節点番号が配管要素に含まれていない場合、ソフトウェアは WRC 297 入力の容器節点番号の仕様に関して警告を表示します。容器節点 (節点6000) の変位は定義されていますので、これは許されます。

    レポートには WRC 297 によるフレキシビリティが表示されます:

    • 軸方向ばね定数 319, 226 lb./in.

    • 長手方向曲げモーメントばね定数 291,036 in.lb./deg.

    • 円周方向ばね定数 58,665 in.lb./deg.

      これらの値は剛と仮定した大きさ 10E12 に比べると大変小さい値です。

      これで、モデルの 2回目の静的解析を実行できます。

モデルの再解析 (Reanalyze the model)

  1. バッチ処理 (Batch Run) をクリックして静的解析を実行します。

    ソフトウェアは配管系および荷重ケースに対して新たな解析を実行します。

    計算が終了すると、静的出力プロセッサ (Static Output Processor) が表示されます。

  2. 次のオプションを選択します:

    • 解析された荷重ケース (Load Cases Analyzed) で、SHIFT を押しながら OPE、SUS、EXP 荷重ケースを選択

    • 標準レポート (Standard Reports) で、CTRL を押しながら 変位 (Displacements)拘束の要約 (Restraint Summary)応力 (Stresses) を選択

    • 解析条件と設計データ (General Computed Results) で、Hanger Table W/Text を選択

これらのオプションはレポート作成を簡素化しますが、次の意味のない追加のレポートも作成します: EXP + 変位 (Displacements)、EXP + 拘束の要約 (Restraint Summary)、OPE + 応力 (Stresses)

  1. 出力ビューアのウィザード (Output Viewer Wizard)追加 (Add) をクリックして 完了 (Finish) をクリックします。

    処理が完了すると、すべてのレポートを含むタブ付きウィンドウが表示されます。