45º ベンドの拘束 (Restraints on a Bend at 45º) - CAESAR II - Reference Data

CAESAR II アプリケーション ガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
Search by Category
Reference Data
CAESAR II Version
13

線形、非線形の拘束をベンド曲率内に置くことができます。ベンド曲率内の節点は、配管系モデルでの他の節点と同様に扱えます。

下記の図は、剛体ロッドで鉛直に支持されたベンドを示しています。ロッドは引張り荷重のみを支持しますので、正の Y方向には自由に動ける片方向支持としてモデル化します。

節点19 と 20 の入力方法については、ベンド (Bends) を参照してください。

ロッドの作用する方向は節点19 から少しずれています。節点15 の下方向荷重は、節点20 に対して Z軸回転の正のモーメントを生じさせます。支持側から見れば、節点20 に対して、Z軸回転の負のモーメントを生じさせます。

このモーメントの大きさは、荷重とずれ量であるモーメントアームの積になります。このモーメントの影響が大きいようであれば、重量がゼロの剛体要素を節点19 と実際のロッド吊り付属物との間に設けます。このようにして、拘束は実際のロッド付属物の位置に設けられます。