CAESAR II でのガイドモデル化に関するガイドラインは次のとおりです:
-
ガイドはギャップの有無を含めて、両方向に支持する拘束としてモデル化できます。
-
接続節点 (CNodes) を使って、ガイドをモデル化できます。
-
ガイドは、全体座標系でも、拘束補助データのオプションを使っても定義できます。
-
基本配管入力(Classic Piping Input) ダイアログで 拘束 (Restraints) を選択すると、拘束補助データが表示されます。
ガイドされた水平方向配管、あるいは斜め方向配管は、管軸方向に対して直交する水平面内で働きます。
ガイドされた鉛直方向配管は X と Z方向の支持になります。
CAESAR II はガイドの方向余弦を計算します。また、ユーザーの入力したガイドの方向余弦は無視されます。
水平配管の片方向支持ガイド
節点25 は Z方向に支持され、2.5インチのギャップがあります。Y方向に片方向支持もあります。両方の拘束そのものは剛とします。 この例では、ガイドを Z軸方向の拘束に置き換えて同じ効果をもたらしています。 |
水平方向および鉛直方向配管のガイド