ウォーターハンマー荷重を荷重スペクトルによって解析する手法では、振動モードと方向に関して時間的な関係は導かれません。 振動モードと振動方向に対して、絶対値で合成する方法で常に安全側の結果を得ることができます。 配管系の主たるラインについて 1つの荷重ケースを実行すると、それぞれの荷重ケースのすべてを含む最終の荷重ケースが問題の原因を明らかにしてくれるでしょう。
この例では、節点45 から 75 の主配管が、この配管系の主たる動的応答です。 節点 45-75 間と節点90-110 間の配管の応答を考慮した組み合わせ荷重ケースからかなりの有益な情報が得られます。