レジューサ (Reducers) - CAESAR II - Reference Data

CAESAR II アプリケーション ガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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Reference Data
CAESAR II Version
13
  1. 他の配管要素と同様に、レジューサーの長さを定義します。

    SHARED Tip 偏心レジューサーでは、To 節点があとに続く配管要素の中心線に合うように斜めにします。

  2. 基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの レジューサ (Reducer) チェックボックスをダブルクリックします。

    SHARED Tip 要素の挿入のように、レジューサーの前後の要素が既に定義されている場合には、CAESAR II ではすべてのレジューサー入力データは自動的に計算されます。このケースでは、レジューサ補助データ (Reducer Auxiliary Data) タブのフィールドは空白のままにしておきます。

  3. レジューサーの公称外径と肉厚を入力します。

    • 公称外径と肉厚はここで入力でき、CAESAR II は、単位ファイルがこれらの入力フィールドで利用できるようになっていれば、数値を実際の外径と肉厚に変換します。(基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの 外径 (Diameter) 肉厚 (Wt/Sch) ボックスは、実際の値に変換表示されます。レジューサ補助データ (Reducer Auxiliary Data) タブのボックスも同様に変換表示されます。)

    • Alpha には、レジューサーの勾配を「度」で入力します。指定がない場合、CAESAR II はレジューサ長さの60%を用いてアルファを計算します。

Alpha = atan[ (D1-D2) / (2*レジューサの勾配部の長さ*0.6) ]

IGE /TD -12 では、レジューサの Alpha (勾配) は、R1R2 から計算するように既定されています。ここで、R1 は大径側の半径で、R2 は小径側の半径です。