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他の配管要素と同様に、レジューサーの長さを定義します。
偏心レジューサーでは、To 節点があとに続く配管要素の中心線に合うように斜めにします。
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基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの レジューサ (Reducer) チェックボックスをダブルクリックします。
要素の挿入のように、レジューサーの前後の要素が既に定義されている場合には、CAESAR II ではすべてのレジューサー入力データは自動的に計算されます。このケースでは、レジューサ補助データ (Reducer Auxiliary Data) タブのフィールドは空白のままにしておきます。
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レジューサーの公称外径と肉厚を入力します。
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公称外径と肉厚はここで入力でき、CAESAR II は、単位ファイルがこれらの入力フィールドで利用できるようになっていれば、数値を実際の外径と肉厚に変換します。(基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの 外径 (Diameter) と 肉厚 (Wt/Sch) ボックスは、実際の値に変換表示されます。レジューサ補助データ (Reducer Auxiliary Data) タブのボックスも同様に変換表示されます。)
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Alpha には、レジューサーの勾配を「度」で入力します。指定がない場合、CAESAR II はレジューサ長さの60%を用いてアルファを計算します。
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Alpha = atan[ (D1-D2) / (2*レジューサの勾配部の長さ*0.6) ]
IGE /TD -12 では、レジューサの Alpha (勾配) は、R1 と R2 から計算するように既定されています。ここで、R1 は大径側の半径で、R2 は小径側の半径です。