サポート コンポーネントを他のサポートコンポーネントに付ける場合、次のコンポーネントが接する位置に接続点が必要です。方向ベクトル (Direction Vector) は接続するサポートコンポーネントの方向になります。たとえば、ウェルドレスアイナットをクランプボルトの上部に付けたい場合、ウェルドレスアイナットを付けるクランプのボルトの位置に接続点を追加する必要があります。次に クランプボルト位置に追加した接続点に 方向ベクトル (Direction Vector) をウェルドレスアイナットの方向である上側に指定します。
ソフトウェアは次のコンポーネントの アラインメント ベクトル (Alignment Vector) としてユーザーが定義した方向を使用します。次のサポートコンポーネントに垂直でパイプの中心線に平行になるように アラインメント ベクトル (Alignment Vector) を指定します。
ウェルドレスアイナットを追加すると、クランプとの接続は接続するコンポーネントに向かった方向になります。方向ベクトル (Direction Vector) をウェルドレスアイナットと同じ方向に設定します。下図では、方向ベクトル (Direction Vector) は Y方向の北東を選択しているのでウェルドレスアイナットのカーブは下向きになり、クランプのボルトはそのカーブに置かれます。
クランプのボルト接続での アラインメント ベクトル (Alignment Vector) がパイプの中心線に沿っているため、ウェルドレスアイナットの アラインメント ベクトル (Alignment Vector) を同じ方向に設定します。下図では、Z方向の北を選択しているためウェルドレスアイナットの上部は上方向になり、ウェルドレスアイナットのサイドを Y方向に設定します。
ウェルドレスアイナットは方向ベクトルおよびアラインメント ベクトルに基づいて配置されます。