薄肉継手 - PV Elite - Help - Hexagon

CodeCalc Help

Language
日本語
Product
PV Elite
Search by Category
Help

マウス アイコンHome タブ: Components > Add New Thin Joint

一般に、配管系と熱交換器に用いられる閉じたタイプと開いたタイプの金属伸縮継手の内圧と外圧による応力について弾性解析を行います。組み合わせの最大応力が、ASME 規格 Section VIII, Division 1, Appendix 26, 2015年版の式に基づいて継手の繰り返しサイクルの寿命計算に使われます。MAWP/MAPnc も伸縮継手について計算されます。

Thin Joints で、金属の伸縮継手の評価と設計を行うことができます。モジュールはこれらの継手の評価を ASME規格の手順によって行いますので、計算は製造者、エンジニアリングコントラクターと石油精製会社にとって受け入れられます。一貫した設計ベースと単純な方法で計算が行われますので、個々のエンジニアにとってこれらの重要な部品の評価に有効です。

Thin Joints 計算では、ASME Section VIII 規格 Division 1, Appendix 26 を使って必要厚さと弾性応力を計算します。これらの式では内圧、外圧と継手の軸方向移動を考慮します。Appendix は公称厚さで 0.2インチまでの多層の U形状とトロイダル形状の補強有りの場合と補強無しの伸縮継手が適用範囲です。

Appendix 26 のそれぞれの線図は数値化されています。プログラムは線図のデータを読み取り内挿して応力計算を行います。これらのパラメーターは出力の一部として表示されます。

選択された継手が補強有りあるいは補強無しに応じて、ソフトウェアは様々な応力と継手のタイプに応じた繰り返し寿命を計算します。継手のタイプにおいて興味を引かない無駄なデータはありません。さらに、補強有りの伸縮継手では、リングを取り付ける補強部品とボルト締付材の応力も計算されます。