Reinforcement Calculations Under Internal Pressure (内圧補強計算) - PV Elite - Help - Hexagon

CodeCalc Help

Language
日本語
Product
PV Elite
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ソフトウェアは円錐と円筒の大径と小径の接合部の必要厚さを計算します。この計算は内圧がゼロより大きい場合に行われ、また補強材が定義されます。補強リングの代わりにナックルが指定された場合に、ナックルの計算が行われ、必要面積は計算されません。

ナックル計算が行われると、ソフトウェアは Appendix 1-4(d) に従ってナックルのトロイダル部分の必要厚さと最大許容運転圧力を計算します。

ナックルがない場合には、ソフトウェアは円筒と 2つの円錐の接合部の補強面積を計算します。円錐と円筒接合部では円錐に生じる半径方向荷重で座屈しやすくなりますから、Appendix 1-5 に従って円錐は内圧に対して大径端部と小径端部での補強が必要です。

規格では、設計圧力と許容応力の関数で決まる座屈角度を超えない最大角度を計算します。この比は、円筒に対して径板厚比はかなり正確な指標であり、材料の強度も考慮されています。この手法では、許容応力を大きくすれば許容円錐角度が小さくなる奇妙な影響があります。しかし、通常は与えられた厚さに対して円錐の補強有効面積を大きくすることでこの影響は除かれます。

補強が必要であれば、必要面積は圧力と半径の 2乗の関数となります。1減衰長さ以内の胴の有効面積が補強面積として含まれます。

CodeCalc は許容される頂角が実際の頂角よりも大きい場合、あるいは胴の有効面積が必要面積よりも大きい場合には、補強リングの有効面積をゼロとします。