CAESAR II の修正項目は次のとおりです:
CAESAR II Version 13.00
配管系入力 (Piping Input)
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ASCE 静的地震荷重ウィザード (Static Seismic Wizard) の計算における ASCE 7-16/IBC 2018 で使われる Fa の値を修正しました。(TR-TX-40644)
静的/動的解析 (Static and Dynamic Analysis)
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EN-13480 2017 の要求を 補強板厚さ (Pad Thk) tp に適用し、補強の当て板厚さをヘッダーの公称厚さまでに制限するようにしました。(CR-TX-40463)
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構造物要素の軸方向について角度変更に関する不具合を修正しました。この不具合は、静的解析 - 荷重ケースエディタ (Static Analysis - Load Case Editor) ダイアログ での弾性係数選択で、度からラジアンに角度を 2回変換するときに生じていました。(TR-TX-39566)
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ノズルたわみ性 (Nozzle Flexibility) が設定され、ノズル径が圧力容器の径の 1/3 を超えていたときの エラーチェック (Error Check) での警告メッセージ内容を修正しました。メッセージは圧力容器の半径を参照していました。(TR-TX-27686)
ドキュメント/ヘルプ (Documentation/Help)
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地震荷重ウィザード (Seismic Wizard) の ASCE による例 で 0.7 という乗数の使い方にあったエラーを修正し、明確にしました。(TR-TX-36038)
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地震荷重ウィザード (Seismic Wizard) の CFE Sismo による例 でのエラーを修正しました。(TR-TX-36040)
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CAESAR II アプリケーションガイド での 間隔の広いマイター (Widely-Spaced Mitered Bend) の式の誤りを修正しました。
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dP - 降伏変形係数、軸直角、外径に対する最大乗数 (YIELD DISP FACTOR, LAT, MAX MULTIPLE OF D) の式の誤りを修正しました。(TR-TX-39782)
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ハンガーメーカーの情報で、下置きハンガーの 利用可能な空間 (Available Space - neg. for can) に関する不正確な記述を削除しました。(TR-TX-38403)