CADWorx Spec Editor 表示 (View) タブ: 表示 (Display) > プロパティ (Properties) > カスタムデータ (Custom Data)
カスタム データ (Custom Data) をダブルクリックすると、新規フィールド (New Field) ダイアログが開き、スペックデータ、カタログデータ、プロジェクトのプロパティに新規情報を加えることができます。プロジェクトにカスタムデータを追加すると、スペックのプロパティにも プロジェクト カスタムデータ (Project Custom Data) としてカスタムデータが表示されます。スペックのプロパティからこの プロジェクト カスタムデータ (Project Custom Data) を削除することはできません。プロジェクトカスタムデータは、プロジェクトのプロパティから削除できるだけです。プロジェクト カスタムデータ (Project Custom Data) の デフォルト値 (Default Value) を編集してスペックデータに適用できます。メイン スペック リスト ビュー (Main Spec List View) の各コンポーネントにある個別のカスタムデータフィールドの値も編集できます。新規フィールド (New Field) ダイアログは、プロパティ (Properties) ビューの カスタム データ (Custom Data) をクリックしていつでも開くことができます。カスタム データ (Custom Data) オプションを使用して作成されたユーザ定義フィールドは、フィールドの名前が自動的にキーワードとなります。Spec Editor にすでに存在するキーワードでカスタムフィールドを作成すると、新しいキーワードは 注釈フォーマット (Description Format) ダイアログ には表示されません。キーワードが既に存在すると、ソフトウェアは同一のキーワードを認識できません。
名前 (Name)
新規フィールドの名前を入力します。この名前はキーワードになり、作成後変更できません。カスタムデータを作成する場合、数字、文字、ハイフン (-)、アンダースコア (_) が使用可能な文字になります。その他の特殊文字は使用できません。
タイトル (Title)
新規フィールドのタイトルを入力します。このボックスの文字がカラムのタイトルとなり、いつでも編集できます。このタイトルを プロパティ (Properties) で変更すると、カラムのタイトルも同様に変更します。ただし、名前 (Name) (キーワード) は同じままになります。名前 (Name) と タイトル (Title) を一致させることがもっともよい方法です。
説明 (Description)
新規フィールドについての説明を入力します。このボックスは、なぜこのフィールドが作成されたのかがわかるような簡単な説明とします。
データ タイプ (Data Type)
データのタイプを指定します。選択できるタイプは、実数 (Real)、整数 (Integer)、文字 (Text)、リスト (List) です。OK をクリックすると、このオプションは変更できなくなります。
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実数 (Real)
デフォルト値 (Default Value) ボックスには実数のみが入力できます。
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整数 (Integer)
デフォルト値 (Default Value) ボックスには整数のみが入力できます。
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文字 (Text)
デフォルト値 (Default Value) ボックスには文字のみが入力できます。
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リスト (List)
カスタムデータに利用するアイテムのリストを作成できます。リストにデータを作成して、これを デフォルト値 (Default Value) リストから選択できます。このリストを変更するには、データタイプ (Data Type) リストの左にある省略記号「...」を選択します。リスト (List) オプションを選択すると、ソフトウェアはダイアログと省略記号「...」を有効化します。詳細は、アイテムリスト (List Items) ダイアログ, アイテムリスト (List Items) ダイアログ を参照してください。
必須入力 (Required Input)
作成する情報が入力を必須とするかどうかを指定します。
妥当性確認ルール (Validation Rule)
カスタムデータの妥当性確認ルールを指定します。このフィールドは編集できません。
デフォルト (Default) 値 (Value)
カスタムデータのデフォルトの値を指定します。リスト (List) オプションが選択されると、アイテムのリストが表示されます。このアイテムのリストは、アイテム リスト (List Items) ダイアログ, アイテム リスト (List Items) ダイアログ で作成されたデータに基づきます。 プロジェクト カスタムデータ (Project Custom Data) の デフォルト値 (Default Value) を変更する場合、リセット (Reset) をクリックすると元のデフォルト値に戻します。OK をクリックしてプロジェクト カスタムデータのデフォルト値を変更するしようとすると、ソフトウェアは すべてに適用 (Apply To All) または 一致するもののみ (Matching Only) を選択するメッセージを表示します。
すべてに適用 (Apply To All)
デフォルト値更新をすべてのコンポーネントに適用します。
一致するもののみ (Matching Only)
元のデフォルト値が一致するコンポーネントに対してのみデフォルト値更新を適用します。たとえば、カスタムデータ SERVICE があり、一方は Steam、他方は Concentrate だとします。元のデフォルト値は Liquid で、手動で SERVICE 値の Liquid を Steam と入力して変更したとします。さらにカスタムデータ SERVICE の値 Steam を変更することなく、値が Liquid になっているものをすべてを Concentrate に変更したいとします。プロジェクト カスタムデータ (Project Custom Data) のDefault Value に Concentrate と入力して OK をクリックします。次に 一致するもののみ (Matching Only) をクリックして値が Liquid になっているものをすべて Concentrate に変更します。
リセット (Reset)
デフォルト値を元に戻します。
コンポーネントにフィールドを付加 (Attach Field to Components)
コンポーネントにカスタムデータ フィールドを付加します。カスタムデータをモデルに表示したくない場合は、コンポーネントにフィールドを付加 (Attach Field to Components) チェックボックスをクリアします。このオプションを選択すると、カスタムデータをモデルに表示したり、データベースや材料表に含めることもできます。コンポーネントにプロパティを付加する場合、すでに追加されているプロパティを開いてチェックボックスをクリアしたりすることでプロパティをオフにできます。この時点のあとで作成された新たなコンポーネントはプロパティを持ちません。作成済みのコンポーネントで CONVERTFROMPRJDATA を実行すると、このオプションはクリアされ、カスタムデータは削除されます。
何を行いますか?